彼は知り合いの旦那さんでした。
たまに、知り合いのうちに遊びにいくにつれ、だんだん彼に興味を持ってしまったのです。
ある日、知り合いのうちから帰る時、彼にアドレスを渡すと、その日のうちに電話がかかってきました。
それから、外で二人きりで会うようになっていきました。
自然と男女の関係になってしまったのです。
知り合いには申し訳ないとは思いました。でも、想いが止められず、私たちは逢瀬を重ねました。
お互いが都合がつかないときほど、会いたくて会いたくて、不倫しているという障害さえ、関係を盛り上げる要因でした。
次第に、私は彼との家庭を築く夢を見るようになりました。
彼と家庭を持ちたい。彼の帰る場所が自分でありたいと。
それは女性としては当然の感情ではないでしょうか。
そんなとき、彼に妻との間に子供ができたと知らされました。
私は激しい嫉妬と彼への想いの間で苦しみました。
それは想像を絶する苦しみでした。
それでも別れられず、彼と会えば幸せで、苦しみは深く、しかし想いは強くなっていったのです。
不倫の怖いところは、独身の方の相手が苦しみ、思いつめてしまうことでしょう。
その末にストーキングや妻への嫌がらせが始まってしまうのです。
私はなにげないけんかから彼とは別れることができました。
心身ともにボロボロでした。
それでもいまは、彼との付き合いはいい思い出になっています。